入院される方へ

HOSPITALIZE

翌日にはもう歩けるし食事も摂れる。
入院による負担を最小限に。

脊椎脊髄センターは、負担の少ない「低侵襲手術」によって、ほとんどの場合、手術の翌日にはもう歩くことが可能です。
できる限り入院による負担を軽減しつつ、入院中の暮らしもサポートできるよう、設備やサービスを整えています。

6種類の病室から
ご自身に合ったお部屋を

入院室は、4人室・個室・特別室など6種類からご利用いただけます。
テレビ・冷蔵庫・洗面台などを全室完備しており、過ごしやすい入院生活を送っていただけます。

バリアフリートイレ・売店・洗濯機
健やかな入院生活をサポート

1階には売店があり、生活に必要なものを購入していただけます。洗濯室には洗濯機と乾燥機を設置。広々としたバリアフリートイレも、常に清潔で心地よく使っていただけます。

天気の良い日は日光浴
広々としたバルコニーで過ごす

お体が不自由な中での入院生活は、精神面での健康に気を配ることも大切。4階バルコニーからは交野市の自然豊かな景色を楽しむことができ、心のケアや団らんにご使用いただけます。

症状を考慮した
ひとりひとりに合った入院食を

入院中の楽しみのひとつでもある食事を、安全で美味しく喜んでいただけるよう工夫しています。適切な食事を摂ることは、病後の回復にもとても重要です。担当栄養士がカウンセリングを行い、患者さまおひとりおひとりに合ったメニューを調整致します。

費用について

病室の料金(室料差額)についてはこちらの表をご覧ください。
4人室は室料差額のかからないお部屋と有料のお部屋があります。
有料部屋は、テレビ、冷蔵庫の使用が無料です。入院中に病室の移動をお願いする場合がありますので、ご協力をお願い致します。

病室料金

※限度額適用認定証をお持ちの方に限ります。

入院費用(70歳未満)

多数該当とは、療養を受けた月以前1年間(直近12ヶ月間)に3ヶ月以上高額療養費支給を受けた場合、4回目の月から「多数該当」となり、自己負担限度額が軽減されます。

※1…過去1年間の入院期間が90日超の方が対象となります。再度、限度額認定証の手続きが必要です。

※高齢受給者証または後期高齢者被保険者証をお持ちの方

入院費用(70歳以上・3割) 入院費用(70歳以上・1〜2割)

多数該当とは、療養を受けた月以前1年間(直近12ヶ月間)に、3ヶ月以上高額療養費支給を受けた場合は、4回目の月から多数該当となり、自己負担限度額が軽減されます。
・申請方法は各保険者へお問い合わせください。

※2…限度額適用認定証をお持ちの方が対象です。
※3…限度額適用認定証をお持ちの方(非課税世帯の方)が対象です。
※4…過去1年間の入院期間が90日超の方が対象となります。再度、限度額認定証の手続きが必要です。

【会計窓口の受付時間】
・月〜金曜日 9〜16時半
・土日祝 9〜16時半

入院医療費は、一般病棟(3階北病棟・5階病棟・6階病棟)では「包括評価(DPC)」方式で計算されます。患者様の病気、病状をもとに、その内容に応じて定められた診断群分類による1日当たりの点数を基本に医療費を計算する方法ですが、治療内容、経過により計算方法が変更になる場合や、従来通り出来高で計算される場合もあります。くわしくは、入院医事課にお尋ねください。
ご請求は、月末締めで翌月13日ごろに、お渡しもしくはご案内を床頭台などに提示いたします。また、退院の場合は退院当日にご案内いたします。

※都度、5日以内に1階会計窓口にてお支払いをお願いいたします。
※クレジットカードでのお支払いも可能です。(ご利用可能なカードを事前に会計窓口にてご確認ください。)
※納期期限が過ぎてお支払いのない場合は、入院時に記載された支払い保証人の方にお支払いをお願いすることになりますので、予めご了承ください。また、未納が続いた場合は退院していただく場合もございます。
※ご相談やご不明な点等がございましたら、1階②番入退院窓口までお申し出ください。

限度額適用認定証について

限度額適用認定証とは、70歳未満の方の入院にかかる医療費が高額な場合に、所得に応じて、窓口負担額が月単位で一定の限度額にとどめられる制度です。
加入されている保険者へ事前に限度額適用認定証の申請を行い、交付された認定証を1階②番入退院窓口にてご提示ください。限度額認定証の提示がない場合は、従来通り保険者に高額療養費の支給申請を行ってください。
手続き方法、転医時の取り扱い、さらに高額療養費の支給を受けられる場合など、詳しくは加入されている保険者にお問い合わせください。

高額療養費の貸付・委任払い制度について

医療費が高額で窓口負担の支払いが困難な方に、国民健康保険の場合は、市町村が患者様に代わって直接病院に支払いを行う「高額医療費受領委任払い制度・高額医療費貸付制度」や、社会保険の場合には患者様に高額医療費を「貸付する制度」があります。
※社会保険の場合、貸付額・貸付方法・貸付対象者などは保険の種類により異なります。
※国民健康保険の場合は、お住いの市町村の国民健康保険課、保険証発行元の国民健康保険組合へお問い合わせください。
※社会保険の場合は各社会保険事務局または各健康保険組合へお問い合わせください。
※詳しくは1階②番入退院窓口へお問い合わせください。

領収証について

身障者医療証・一部負担金相当額等助成証明証をお持ちの方は、市町村によって食事療養費の一部が還付される制度があります。また、診療治療費確定申告時に確定申告の対象となりますので、領収証は大切に保管しておいてください。

保険医療機関への入院日数が180日を超えた場合、1日につき2,000円または1,450円の選定療養費をいただくことがありますので、ご了承ください。

連帯保証人代行制度「スマホス」のご案内

当院の入院にあたって、株式会社イントラストを連帯保証人とする「連帯保証人代行制度スマホス」を保証料のご負担なしでご利用いただけます。患者さまは原則、個人の連帯保証人をご準備いただく必要はございません。

【保証期間】
入院日(保証開始日)より、退院日(保証終了日)まで

【保証範囲】

  1. 1. 入院費用自己負担分
  2. 2. 入院費用実質負担分(個室料、食費など)
  3. 3. レンタル費用(病衣など)

スマホスに関する詳細は、資料をご参照ください。

http://www.katano-hp.or.jp/hospitalization/pdf/03.pdf

各種手続きについて

【手続きに必要なもの】
入院後3日以内に、1階②番入退院窓口にて手続きをお願いいたします。
・入院誓約書
・実費徴収品目に関する支払い同意書
・診察券
・健康保険証

【お持ちの方に持参いただきたいもの】
・各種受給者証(特定疾患、福祉医療、医療券、自己負担上限額管理表等)
・限度額認定証
・退院証明書(他病院で3ヶ月以内に退院された方のみ)
・介護保険被保険者証
・意思確認書

生命保険に加入されている方で、証明書及び診断書等を希望される方は、退院時に1階①番相談窓口へお申込みください。
お申し込みの際は「書類申込書」をご記入いただき、証明書及び診断書と一緒にご提出ください。なお証明には、お申し込みされてからおよそ2週間ほど要します。詳しくは1階①番相談窓口におたずねください。

  1. 1. 入院時に他院で処方されているお薬を、必ずご持参ください。
  2. 2. 他病医院から処方されたお薬についても、入院期間中は基本的に当院での処方となります。
  3. 3. 原則として、当院入院中に保険扱いによる他医療機関への受診はできません。
    患者さま本人の代わりに、家族等がかかりつけの病院から継続してお薬をもらう場合も受診に該当します。

※入院中に持参されたお薬がなくなる場合は、必ずスタッフステーションにご相談ください。
やむを得ず、他医療機関への受診が必要となる場合は、受診先への連絡調整が必要なため、必ずスタッフステーションにご相談ください。

退院が決まりましたら、退院当日に1階③番会計窓口にてご精算していただきます。以前分がまだご精算されていない場合は、納付期限にかかわらず、退院日当日に全額をお支払いいただきます。
急遽、日曜・祝日に退院される患者さまは、退院後金額等電話にてご連絡さしあげます。
※原則全額お支払い頂いてからのご退院になります。

当院では厚生労働省の政策により、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を行っています。

持参品

持ち物リスト

【注意事項】
※持ち物には必ず名前をご記入ください。
※カミソリ・果物ナイフ等の危険物のお持ち込みは、固く禁止させていただいております。
※貴重品や多額の現金はお持ちにならないようお願いいたします。
万が一お持ちになる際は、セーフティーボックスをご利用ください。盗難等の責任は負いかねますのでご了承くださいませ。
※携帯電話は、使用許可のポスター掲示場所にてご使用ください。
※パソコン等の電子機器は「使用許可証」をご提出の上、他の患者様に迷惑にならぬよう節度をもってご使用ください。
※電子機器類は患者様ご自身で管理していただき、万が一破損や紛失時の対応はできかねます。
※有料レンタル品の詳細は、各階のスタッフステーションにおたずねください。

【起床】
6時
【食事】
おおむね朝8時、昼12時、夕18時以降
【検温】
10時頃
【正面玄関の施錠時間】
21時
【消灯・就寝】
22時
※21時以降は、防犯上の観点から、緊急の場合を除き出入りをお控えくださいますよう、ご理解ご協力のほどお願いいたします。

・健康保険証は毎月1回、1階②番入退院窓口までご提示ください。ご提示の無い場合、自費扱いとなる場合がありますのでご了承下さい。
・保険の資格、種類等に変更が生じた場合は、ただちに1階②番入退院窓口までご連絡ください。
・入院中は医師・看護師の指示を必ずお守りください。
・携帯電話は所定場所をご利用ください。
・入院中の飲酒は厳禁です。また、病院敷地内は「全面禁煙」です。
・暴力行為、その他の迷惑行為があった場合は、退院していただきます。
・生花、飲食物等のお見舞いは感染源となる恐れがあるためご遠慮ください。
・院内での火気の使用は固くお断りいたします。
・入院患者さまの駐車場はございません。入院中の自家用車の駐車は固くお断りいたします。
・入院当日と退院当日の駐車料金は無料です。駐車場を1階⑥番計算受付へご持参ください。
・お見舞い、ご面会の駐車料金の割引等はございません。何卒ご了承ください。
・診療費の未納が長期的になった場合は、退院していただく場合もございます。
・その他お気づきの事やお困り事など、ご遠慮なく当院職員へお申し出ください。
・床頭台のカギを紛失された場合は、シリンダー交換に伴う実費をいただきます。
・ネイルアート、つけ爪、マニキュアなどをつけられている方は、治療・処置・手術などに支障がありますので、外していただきますようお願いいたします。

患者様の確認

・患者様の名前確認のため、リストバンドを装着させていただきます。
・検査、点滴、その他処置の場合は、職員とともにご自分のお名前(フルネーム)を確認させていただきます。

アレルギーについて

食事や薬などによりアレルギーが起きることがあります。このため、外来診察や入院されるときなどにアレルギー歴をお尋ねしておりますので、ご了承ください。また、過去にアレルギーが出たことを思い出した場合は、速やかに医師もしくは看護師にお知らせください。

転倒・転落を防ぐための注意点

  1. ①スリッパやサンダルは脱げやすく、思わぬところでつまづいたりしやすい為、靴を履いていただきますようお願いいたします。
  2. ②ベッドから起き上がり、特に夜間にトイレなどに行く際には、足元に注意していただくようお願いいたします。必ず枕元の灯りをつけて移動しましょう。
  3. ③歩行の際は、ゆっくりとつかまって移動しましょう。
  4. ④メガネなどは、普段使い慣れたものを使用しましょう。
  5. ⑤杖などは、先端がすべらないものを使用しましょう。
  6. ⑥眠れないときに薬を飲むと、体に力が入らないことがあります。寝る支度を済ませてから飲みましょう。また、眠れないからといって勝手に量を増やすことはやめましょう。

その他

その他に、入院生活に不安がある場合は、主治医もしくは看護師に遠慮なく相談してください。

外出・外泊されるときは、必ず看護師にお申し出ください。
医師の許可を受けてから所定の用紙にご記入後、外出・外泊していただきます。
無断での外出外泊はできませんので、予めご了承願います。

・有料部屋をご希望される患者様は、看護師までお申し出ください。ご希望通りの病室をご用意できないこともありますのでご了承願います。
・有料部屋のご利用については、病状を優先いたします。また、当院は救急指定病院ですので、ご利用中であってもやむを得ず、救急受け入れや病状などにより、ベッドや病室の移動をお願いすることがございます。ご理解とご協力をお願いいたします。

※料金・設備は、特別療養環境室 室料差額支払い同意書にてご確認ください。
※ご利用になられる患者様は、室料差額承諾書をご記入の上、1階②番窓口に提出してください。

当院では、患者様の実質負担による付き添いの必要はありません。
家族の付き添いを希望される場合は、事前に病棟看護師までお申し出くださいませ。

患者様の病状に応じた調理給食を致しております。
外部からの持ち込みは、治療上・衛生管理上を考慮し禁止させていただきます。

寝具は病院で用意しております。
寝間着は患者様でご用意していただきます。また、当院にて別途料金にて貸出も可能です。ご要望の方は看護師までお申し出ください。

下記の事情により、病棟・病室を移動する場合がございますので、予めご了承ください。

  1. 1. 治療上や症状により、医師が判断した場合
  2. 2. 看護の必要度による場合
  3. 3. 入院の治療期間による場合
  4. 4. 上記以外にやむを得ない事情による場合

※一旦個室等に入室後、救急や重症患者の受け入れにより転室していただく場合がございます。予めご了承ください。
※病室の料金(室料差額)につきましては下記の表をご参照下さい。

病室料金

面会について

月〜土 14:00〜20:00
日・祝 10:00〜20:00
※下記の場合には、面会をしていただけない場合があります。ご了承ください。
・患者様が希望されない場合
・患者様の病状により面会制限が必要な場合
・感染症流行時
但し、ご家族のご意向がある場合は事前に病棟看護師にお申し出下さい。

・ご面会は、1階正面玄関付近の面会用紙にご記入の上、記入面会用紙を各階のナースステーションに必ずお持ちいただきお声かけ下さい。
・総室での面会は他の患者様にご配慮をお願いします。デイルームの使用などのご協力をお願いします。
・発熱、咳、下痢、吐き気がある方は、面会をご遠慮願います。
・長時間のご面会や大勢でのご面会、14才以下のお子さま連れのご面会はご遠慮いただいております。
・院内での宿泊は原則として出来ません。
・ペット類の持込みは固くお断りします。

安全対策について

当院では入院されている皆さまが、本来の病気以外の感染症を起こさないように様々な対策を講じていますが、患者の皆さまやご家族の方にもご理解とご協力をお願いします。
感染症で入院されている患者の皆さまには、その病気の治療のために最大限努力しますが、同時にその感染症が他の入院患者様や職員に感染しないようにも注意しています。
入院されましたら、ご自身を感染から守るためにも、またご自身の感染を他の人に移さないためにも、以下のことにご協力ください。

※食事の前やトイレの後、病室へ戻ってきたときはうがい、手洗い消毒をお願いします。
※面会の方も病室に入るときは、部屋の前にあるアルコールで手の消毒をしましょう。
※咳が出るときはマスクをするか、タオルやティッシュペッパーで口を押さえましょう。
※ベッドの周囲は整理、整頓しましょう。
※許可があればシャワーを浴び、洗髪、歯磨き、うがい、爪切りなど体の清潔に心がけましょう。
※その他、病状に応じて感染予防のためのお願いをお伝えすることがありますので、ご協力ください。

当院の建物は消防法に定められた防災設備を完備しております。万が一、火災・地震発生の場合は下記事項にご留意ください。

  1. 1. 火災の場合は落ち着いて看護師および職員の指示により避難してください。

    ・荷物を持ち出さないでください。
    ・エレベーターを利用しないでください。停電の可能性があります。
    ・動けない患者様のところには、看護師及び職員など救助班がまいります。

  2. 2. 夜間火災のときは状況が大きく見え混乱を起こしがちです。冷静に看護師および職員の指示をお待ちください。
  3. 3. 火災の時は、防火扉が自動的に閉まりますが、手で開きますので落ち着いて行動してください。

もし病院内で火災を発見したら、まず大声で「火事だ!火事だ!」と叫んで、他の人々に知らせてください。また、近くに火災報知ベルがある場合は押してください。
※入院時には、入院された病棟・病室の避難経路を確認してください。

当院では、ご入院中の患者様及びご家族様のさまざまな問題点(疑問)などに対する「患者様相談窓口」を1階①番相談窓口に設けております。
「患者様相談窓口」では、医師・看護師・薬剤師・社会福祉士・臨床検査技師・放射線技師・栄養士・管理栄養士等がサポートさせていただきます。

【具体的な相談内容】

  1. 1. 疾病に関する医学的な質問
  2. 2. 生活上の不安
  3. 3. 入院中の不安
  4. 4. その他

【対応時間】
月〜土 9時〜12時
※祝日、年末年始(12月31日〜1月3日)を除く