2025.08.27
ぎっくり腰になったら仕事はどうする?
ぎっくりごしになったらしごとはどうする?
ぎっくり腰は「すぐ治る」と思っていませんか?
「朝起きたら突然腰が…」「立てない、動けない」そんなぎっくり腰。痛みが激しいのに、「出社しなければ」「言い訳と思われたら困る」と無理をする人も少なくありません。ですが、ぎっくり腰は放置や我慢が命取りになることも。この記事では、ぎっくり腰のときに仕事をどうするべきか、会社にはどう伝えるべきかを医療の視点からわかりやすく解説します。

ぎっくり腰になったら仕事は休むべき?
結論から言えば、無理をせず一度は休むべきです。ぎっくり腰(急性腰痛症)は、腰周辺の筋肉や靭帯、関節が強く損傷された状態。初期に無理をすると炎症が悪化し、長引く慢性腰痛へ移行するリスクがあります。
【ポイント】
・仕事が立ち仕事・重労働・長時間同じ姿勢なら、特に安静が重要
・デスクワークなど動きが少ない場合でも、長時間座ることが逆効果になることも
どのくらい休むのが妥当?
医療機関や整骨院によると、一般的な休養期間は2~3日〜1週間です。初期の強い痛みが引いた後は、軽い動作で様子を見るのがよいとされています。
【目安】
・1~2日目:安静(できるだけ横になって休む)
・3日目以降:無理のない範囲で軽い日常動作
・5~7日目:軽い仕事なら復帰も可。ただし痛みが残る場合は医師に相談
会社にどう伝える?ベストな「言い方」
突然の休みは「腰痛で?」と軽く見られるのが不安…そんなときは、簡潔に、でも具体的に伝えるのがポイントです。
【伝え方の例】
・「ぎっくり腰になってしまい、強い痛みで動けない状態です。医療機関にも相談しており、○日ほど休養が必要です。」
・「突然のことで申し訳ありませんが、回復次第で早期復帰を目指します。」
信頼関係があれば、**正直に伝えることが最善**です。無理をして悪化することが職場全体にとってもマイナスになると考えましょう。
無理して出勤するとどうなる?
・痛みが長引く、慢性化する
・腰以外の部分(膝・肩など)に負担が波及する
・通勤途中や仕事中の転倒・再発リスク
ぎっくり腰は労災認定されることもある疾患。無理をすると、単なる腰痛では済まされないケースもあるため注意が必要です。
どうしても休めない場合の対処法
「どうしても仕事が抜けられない…」そんな時は、以下の工夫を。
・コルセットの着用(整形外科で処方可)
・長時間同じ姿勢を避ける(30分に1回は姿勢を変える)
・湿布や冷却による炎症対策
・重いものを持たない、動作をゆっくりに
ただし、症状が悪化する兆候(痛みの増強・痺れ・発熱など)があれば即中止してください。
ぎっくり腰のときは、「無理しない」が一番の治療
ぎっくり腰になったら、まずは身体を第一に考えましょう。無理して出勤するよりも、早めの適切な対応が結果的に早期復帰・長期離脱防止につながります。
ご相談は「交野病院 脊椎脊髄センター」へ
ぎっくり腰を繰り返している方、仕事を休むべきか悩んでいる方は、医師の診断を受けることが最善です。交野病院 脊椎脊髄センターでは、専門医が患者さん一人ひとりの症状に合わせた診療を行っています。